株式や債券に投資すれば本当にお金持ちになれるのか?

日本人は「投資」が大好きです。セミナーに参加するとわかります。「こんなにみんな興味あるんだ?」と正直びっくりしますから。

わたしもどっぷりと投資の世界に漬かったことがあります。

しかしある時から、「金融投資」で収入を得ることのバカらしさに気づいてしまったのです。

身勝手な目標

わたしは「●●万円稼ぎたい!」という身勝手な目標をたてて、投資をしていました。しかしある時から、「身勝手なことはやめよう」と決意することにしたのです。

冷静になって考えてみてください。

金融市場はわたしのようなちっぽけな人間が動かせるような世界ではありません。莫大な資金をもった猛者たちがしのぎを削る世界です。

市場が上がるか?下がるか?を予想するだけでも難しいのに、「どれぐらい」上がるか下がるか予想するなんていうのはプロでも難しいことなのです。

もし「今月あと100万円稼ぎたい!」という身勝手な煩悩をもとに投資をし続けるのだとすると、その時には必ず勝負をする必要がでてきてしまうんですね。

つまりちっぽけな存在でしかないのに、強大な金融市場に戦いを挑まなくてはいけなくなるのです。バカらしいですよね?勝てるわけねーって思いますよね。

投資に期待するな、ただし、

結論。

投資に期待してはいけない」ということです。

「投資をやるな!」ということをいいたいわけではありません。資産の一つとして、長期的に冨を築くためのポートフォリオの一つとして、金融資産を組み込むならいいと思います。

しかし「金持ちになる手段」として投資をするなら、「プロのギャンブラー」になる覚悟が必要になりますよ!といいたいのです。

当然ながら、年がら年中金融市場の動向をチェックし、いつでも臨戦態勢に入れる環境を整えなくてはいけません。ですから優雅に海外旅行、、なんてことはおそらく難しくなるでしょうね。

プロの投資家がどのような人たちか知っていますか?

以前、プロの投資家とお話する機会があったのですが、職場からタクシーワンメーター近辺のところに住めと会社から半強制されていると教えてくれました。

また一緒にご飯をたべているときに、わたしがお手洗いの席に立つと、会社から支給されているブルームバーグ端末(市場の情報がチェックできる専用端末、年間使用料は200万円ほどらしいです。)を、いつもチラチラみています。

海外市場に手を出したら、「日本時間の夜中にアメリカの雇用統計が発表されるから、今日は徹夜だな」なんてことになるそうです。

つまり投資で勝つなら、週に40時間以上を費やさなければならないし、厳しい自制心や、長期間やり続ける根気も必要になるといいたいのです。

支出・資産をチェックしよう

もし投資活動にそれほど熱意をもてないなら、もっとゲームのルールをシンプルに設定することをおススメします。

リッチになりたいならギャンブラーのように「勝っているか?負けているか?」をチェックするのではなく、「支出」や「貯蓄」(資産)の増減を厳しい目でチェックすることをおススメします。

あなたは1月の平均的な支出額を答えることができますか?

あなたの総資産額を答えることができますか?

わからないなら、まずは支出、総資産額を把握することからはじめましょう。そして支出額、総資産額を把握することを習慣にしましょう。

ダイエット中の人が毎日体重計に乗るのと一緒です。リッチになることがダイエットと異なるのは、リッチになる道には「終わりがない」ということです。

ですから、今後一生、支出額と総資産額をチェックする必要があることを忘れないでください。

支出額と総資産額をチェックすれば、あなたがリッチへの道を歩んでいるのか?もしくは逆にリッチから遠ざかっているのかすぐに理解することができます。

もっとシンプルでいい

「あれ?なんだかやることはシンプルだな」と思ったかもしれません。そうなんです。シンプルでいいんです。

不思議なことに多くの人が「成功するためには難しいことをやらないといけない」と信じ込んでいるのです。

そのため消化しきれないほど多くの情報をインプットしようとするし、難しいことばかりに挑戦しようとしてしまうのです。

リッチになれない人の多くは、じぶんでゲームのルールを複雑にしているのですが、そのことに気づいていないのです。

あなたは大丈夫ですか?