五反田にあるハンバーガー店「KUA`AINA(クア・アイナ)」にいったときのことです。家族で食事をしている人たちがいたのですが、娘さんが「全部食べ切れない」ということで、残りを包んで自宅に持ち帰れないかと店員さんにお願いしていました。
店員さんは「ポテトとのハンバーガーの両方をおつつみしますか?」、「(包んだ)ハンバーガーとポテトは紙袋に入れますか?」といくつか質問していたのですが、そのやりとりをしているなかでお父さんが娘さんにこんなことをいってました。
「いちいち、わたしの顔をみるんじゃない!」と。
娘さんは、店員さんに何か質問されるたびにお父さんの顔色をうかがって、何が正解なのかを探ろうとしていたのです。
なぜ?こんな話をしたのかというと、9月4日(金)におこなわれた元法務大臣の河井克行被告の裁判で、案里被告(克行被告の妻)の前田智代栄公設第1秘書が検察側の証人として出廷したのですが、河井克行が秘書に対して「なんで検察官の方を向くんだ」と不規則発言したことが話題になったからです。
参考 克行被告が非難「なんで検察官を向くんだ」 河井夫妻公判、案里被告秘書の証言中中國新聞デジタル誰の顔を見て行動するかで人生は変わります。特に日本では「誰の顔をみるか?」ということが、社会を生き抜く上で重要になってきます。そのことはすでに今回のメルマガでもリンク先を紹介しているレポート「立場主義」でもお伝えしたことでもありますし、過去にはイチロー先生に、「なぜ?好きなものを買っていいといわれると戸惑うんですか?」という動画を紹介しながらお伝えしてきたことでもあります。
日本では自分に与えられた「立場」や「役割」を貫徹するという考え方が美化される風潮があります。例えば野球がそうです。(例:バント職人)
勘のいい方ならすでにお気づきでしょうが、すでにお届けした「あなたの目標は?」というレポートで紹介した「やる気スイッチを探す」という概念は、「他人ではなく自分をみる」という生き方です。
もちろんほとんどの人が、自分の欲望や欲求に従うような生き方がすぐにできるわけではないでしょう。しかしだからこそ「目標」を設定し、設定した目標を一つずつ実現することに意味があるわけです。
もちろん天才肌の人にはそんなことをイチイチ説明する必要はありません。堀江貴文さんの言葉を借りるなら、「将来の夢なんか、いま叶えろ。」(2020年9月7日発売)ということになるでしょう。
— 気づき工房 (@kidukikoubou) September 7, 2020
どうすれば将来の夢を「今」叶えるなんてことができるのか?
その答えは、すでに「あなたの目標は?」というレポートでお伝えしています。海外旅行にいくことが将来の夢だとするなら、「海外旅行にいく計画を立てて一つずつ実行した時点」で将来の夢は「いずれ叶う夢」になり、「いずれ叶う夢」であることを本人が確信した時点で「夢が現実になる」のです。
とはいえ同じようなメッセージは、わたしの知る限り20年も前からありました。世界的な経営コンサルタントの大前研一さんは著書、「やりたいことは全部やれ!」(初版2001年12月3日)のなかで、「いつかやろうは馬鹿野郎、やりたいことがあるなら今やれ」というようなことをおっしゃっていました。
— 気づき工房 (@kidukikoubou) September 7, 2020
天才肌の人は、アレコレ考えなくてもそのことが理解できます。だから行動し続けて前に進みます。
その一方で凡人は、「アタマでは理解しているのですが」と言い訳ばかりして、実際には何もわかっていないので何もしません。
少しでも前に進む場合と、何もしない場合の差は驚くべきものです。5年後、10年後、天才肌の人と凡人では「頑張るだけでは埋められない差」がでてしまうわけです。すでにレポート「あなたの目標は?」でお伝えしたことですが、天才肌の人は「時間を味方につける」一方で、凡人の人は「時間を敵にする」のです。
こんなニュースもありました↓↓↓
「一生働くとは思ってなかった」https://t.co/BPods3kpKr
— 気づき工房 (@kidukikoubou) September 7, 2020
「一生働くとは思っていなかった」というのは、「いつ引退するのか自分で決めることをしなかった」ことの裏返しでもあります。自分の確固たる意志(やる気スイッチ)とそれに向けた目標というものが欠如したのでしょう。
追い込まれてから頑張るのは当たり前です。ですから追い込まれる前に頑張ることが重要になります。追い込まれる前から手を打っておくから「こんなはずじゃなかったという状態」から逃れることができるわけです。追い込まれる前から手を打っておかないと、そこから生活を立て直すのは結構キツイです↓↓↓
四六時中お金のことが頭を離れません。焦燥感に駆られています。お金の使い方や貯め方を含めて、これまでの自分の人生には後悔しかありません。
61歳、貯金残高は1900万円。四六時中お金のことが頭を離れず、焦燥感に駆られています https://t.co/vM6kHo4ty4 #スマートニュース
— 気づき工房 (@kidukikoubou) September 4, 2020
追い込まれると長期的なことを考える余裕すらなくなります↓↓↓↓
「生活を立て直すのが大変で、もう疲れてしまった。今はやりがいとか長期的な仕事のことは考えられない」https://t.co/OeCMewsLGX
— 気づき工房 (@kidukikoubou) September 7, 2020
「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがあります。わたしは中学生の時にそれを学びました。
数学の授業で、とても勉強のできる生徒が間違えてしまったので、数学の先生が一生懸命になってその間違いについて解説していました。
しかし間違いを犯した生徒の横で、ボーっとしていた生徒がいたので、数学の先生は、その様子をみて激怒してこういいました。「他人の間違いをみて、自分だけはその間違いをしないと勘違いしているやつが同じ間違いを犯すんだよ」と。
わたしが中学生の時は、数学の先生がなぜ?あの時あんなに怒っていたのかよくわかりませんでしたが、今ならその気持ちが少しは理解できます。
日本の平均所得は97年をピークに下がり続けています。そんな国はOECD加盟国では「日本だけ」です。令和になり一人当たり生産性はイタリア以下、韓国以下に沈みました。今の日本人は、株価が2万円を超えて喜んでいますが、30年前は4万円を突破するのも時間の問題だと思っている人が大半だったんですよ???
沈む行く船の中で、ほとんどの人が沈んでいることすら実感していません。貧乏であることを実感させないシステムが至る所にあるからです。インターネットやスターバックスもそうです。貧乏人もお金持ちも平等にアクセスできるので、なんとなく平等だという気分になるでしょうが、そんなのは幻想でしかありません。
沈みゆく船にしがみつくのも結構ですが、そのなかで生き残る人たちは一部だけです。安倍政権をみればわかるでしょう?菅官房長官(当時)と仲良くパンケーキを食べていた河合杏里さんとその夫の元・法務大臣ですら切り捨てられるんです↓↓↓
「辞任を表明した安倍晋三首相の後継者として急浮上した菅義偉官房長官は、無類のパンケーキ好きとして好感度が高い」などと報じたゴマスリメディアがあるけど、河井案里なんかと仲良くパンケーキ食ってて「好感度」もヘチマもあるか! pic.twitter.com/z1AaPpcztD
— きっこ (@kikko_no_blog) August 30, 2020
しかも河合杏里さんの存在は、今やなかったことにされています。メディアによる印象操作というやつです↓↓↓
これ、左の人、カットしてるよね、絶対に。
同じ場所だよね?
もう忖度かwww pic.twitter.com/8bmrl8SU89— Hiromi1961 (@Hiromi19611) September 2, 2020
しかも。。。。。安倍総理が辞職を決断し、自民党の総裁選挙がひらかれることになりましたが、自民党は自民党員の投票権を奪いました。毎年年会費を支払っている自民党員ですら切り捨てられちゃうんですね。(残念!!)
こういう欺瞞に気づかない大多数の人たちを救うのはわたしには難しいです。しかし100人メルマガに登録してくれて、その10人でもメルマガを読んでくれて、そのうちの1人でも有料商品を買ってくれて人生を変えてくれて、そういう人が1,000人でもいれば、社会が変わるきっかけにはなるだろうと思います。
まずはそこがわたしの目標ですね。私自身の「やる気スイッチ」の状態からは程遠いですが、わたしも地道に今日もできることを頑張りたいと思います。あなたも頑張ってください。いわれるまでもないと思いますが。。。。
それでは今日も良い一日を!
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