「高学歴・高収入のいい人を見つけなさい」という親の呪文に縛られた結果、好きでもない人と一緒にいるという人の記事を見かけました。
いい大学には入らなくてもいいから、早くいい人を見つけなさいね
27歳歯科衛生士「高学歴・高収入のいい人を見つけなきゃ」親の呪文に縛られたまま、ホストにハマってわかったこと https://t.co/uGzV6cXTvU #スマートニュース
— 気づき工房 (@kidukikoubou) September 9, 2020
しかし「親の呪縛に縛られている」ということを自覚すれば、その瞬間に呪縛から逃れるという選択肢もあるわけです。
例えば同じようなことをいわれて育ったバイオリニストの高嶋ちさ子さんは、「母親をぎゃふんといわせる自分の好きな人を見つける」ことに成功したそうです。
— 気づき工房 (@kidukikoubou) September 11, 2020
投資の神様といわれているウォーレン・バフェットも、「自分の両親は選べないが、自分のヒーローは選ぶことができる」といっています。
あなたは誰のようになりたいですか?
とはいえ、あなたが誰かのようになれるとしても、あなた自身が「自分には無理」というように考えてしまったら、その時点でそうなれる可能性は「ゼロ」になります。
結局は、あなたがどこまでいけるかは、あなた自身が「どこまでいけると自分で思っているのか?」ということで決まるのです。そう。「確信」は能力の上限を決めるのです。
そのことは以前、数学教育の歴史について取り上げながら説明したことでもあります。
例えばプログラミングは、10年前までは主に理系の大学生が学習するものでしたが、現在、わたしの近所では小学生がプログラミングスクールで学習しています。
つまり「プログラミングは難しい」というのは思い込みなのです。だって小学生でもできるんですから。
コーチング用語では、「エフィカシー」という概念でそのことを説明します。エフィカシーとは、「ゴールを達成する自己の能力の自己評価」のことです。
つまりエフィカシーが高い人とは「自分にはできる」と思える人のことであり、その一方でエフィカシーが低い人とは「自分にはできない」と思ってしまう人のことです。
あなたのエフィカシーは高いですか?低いですか?
実は、コーチングの目的は「エフィカシーを上げること」にあります。それに尽きます。
ですからセルフコーチングとは,自分で自分のエフィカシーを上げる行為のことを指します。もしあなたがセルフコーチングできる人であれば、自分で自分を乗り越えていけるでしょう。
しかしもし自分にはできる自信がないというのであれば、「誰かの助けを借りる」という選択肢も検討してください。苦手なことを無理に自分でやろうとして損をするのはあなた自身なのですから。それでは今日もよい一日を!!
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